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interview

18. ノザワトオル(fairground records/WACK WACK RHYTHM BAND)

WACK WACK RHYTHM BANDで活躍中のノザワ氏によるFairground Recordsの初コンピが6/5に発売。遊園地の思い出をコンセプトにした素晴らしい一枚です。レーベル設立のきっかけからコンピの中身まで語ってもら いました。では、はりきってどうぞ。(インタビュー:INDIESNEWS特派員
 
 
fairground records compilation CD vol.1
『found in fairground』
fairground records/FGCD-0005 /\1,781   6/5発売

[M1] fairground orchestra -- found in fairground#1
[M2] bonjour -- sunshine fix
[M3] エレキベース -- It's Always Springtime
[M4] kreal morgan jamboree -- I'm just sick again
[M5] ジョンアンドパンチ -- BABY LET'S DING IT / ASAP / THE BATTLE OF JONATHAN
[M6] Like This Parade -- sunday pt.3
[M7] 移動家具開発研究所 -- found in fairground#3
[M8] Babylon Sister -- Moscato D'Asti
[M9] solange et delphine -- 美人姉妹を捜す
[M10] opus tones ordinary -- thoughts
[M11] Hideaki Wac -- AMERIKA, AMERICA
[M12] Lamp -- 今夜も君にテレフォンコール
[M13] fairground orchestra -- found in fairground#2

--まずは、WACK WACK RHYTHM BANDでご活躍されているノザワさんが、Fairground Recordsを設立された経緯をお願いします。

 きっかけは、ボンジュールとの出会いになるんですけど。ボンジュールのドラマーの岡チャン が、WACK WACK RHYTHM BANDを辞めて数年後、偶然に再会した時に『今、こんなバンドやってるんだ』と言って渡されたテープがボンジュールだったんです。それが、イイ曲だった んですよ。ちょうどその頃、僕はレコーダーを買って、うれしさのあまりに友達のバンドのデモなんかを録りまくってた頃で、『じゃあ、レコーディングしよう よ!』って事で作ったのが、ボンジュールの1stアルバムの『BONJOUR』。最初はCD-Rで、ライブで手売りしてたんですけど、これが好評で、気が 付いたらプレスして、全国のCDショップの店頭に並ぶ事になりました。それで慌てて、ちゃんとしたレーベルにしないとって事で『FAIRGROUND RECORDS』を設立しました。だから、全てはボンジュールが始まりという訳なんです。
 

--これまでにボンジュールをはじめ、Like This Paradeやジョンアンドパンチと個性的なグループの作品をリリースされてきてますが、ご自身で客観的に考えて、Fairground ecordsの特色、魅力とは何でしょうか。

 特色とか、魅力を語れる程のタイトルを、まだ出してないんですけど(笑)。なので、ま ずはナゼ、『ボンジュール』、『Like This Parade』、『ジョンアンドパンチ』をリリースする事になったかという話しをします。一言で言っちゃうと、僕がグッときたからという事なるんだと思う んですよ。じゃあ、何処にグッときたかというと、説明するのが難しいんですけど...僕がグッとくるポイントが幾つかありまして、いい楽曲と声質(全然わ かんないですね)。僕の心に響く声というのがあるんですけど...(もっとわかんないですね)。歌のウマイ、ヘタってのは、その場合あまり関係ないんで す。

 それと、音の質感も含めた、音に対する遊び心。いい大人が真剣に遊んでる感じですか ね。(オマケ付きチョコの"大人買い"みたいなもんです...ちょっと違いますか?)。フェアグラウンドのアーティストに共通している所というと、そうい う遊びのセンスかもしれません、僕も含めて。だから、こだわりのポイントも、他の人たちとはチョット違うと思います。レコーディングでは普通ありえないよ うな事も平気でやるし、真面目なエンジニアさんだったら怒り出しそうな事もけっこうやってます。だから、けっして綺麗な音ではないけれど、そういう温かい 手作り感とか、ハプニングもおもしろがれる広い心とか、遊びエキスが彼等の音から出ているような気がします。それが魅力なのかはわかりませんけど(笑)。
 

--今回リリースされるレーベル初のコンピレーション作品『found in fairground』には、どういったアーティストが参加していますか?それぞの特徴を踏まえて紹介して頂けますか。

 このコンピはですね、コンセプトアルバムになってます。さらに言えば、全員新曲、未発 表です!!
 まず、レーベルアーティストは全員参加です。『ボンジュール』は直球パーティーファンク チューンです。彼等のイチバンの得意ワザ。『Like This Parade』は箱庭ポップスです。より純度が上がってます。今、新作準備中です。『ジョンアンドパンチ』の今回の曲は、ものスゴイ事になってますよ。あ らゆるインディーポップが詰まってます。それから、随所に入るフェアグラウンドオーケストラは...これは秘密です(笑)。

 レーベルを越えて参加してくれたアーティストの方々は、基本的にみんなフェアグラウン ドのファンを自認する...と。そう信じてお願いした人たちばかりです。エレファント6とも交流の深い『エレキベース』は、インディーポップのコアを知り 尽くしたマジカルなバンドです。そういえば、夏からは恒例の米国ツアーが始まる予定です。それから『Lamp』。このコンピ、とにかくLampは必ず聞い て欲しい!!スタンダードナンバーと言っても良い程の素晴らしい曲です。それから、軽やかな欧州ジャズを聞かせてくれる『solange et delphine』、名盤コンピ"TOKYO BOSSA NOVA"への参加がきっかけで生まれたサウンド・コンセプト・ユニット『Babylon Sister』、新潟在住の音源制作を中心としたユニット『kreal morgan jamboree』、沖縄を代表するシューゲイザー"Rocketmans"から生まれたユニット『opus tones ordinary』、そして国内外で活躍するユニット"eureka!"のWacのソロとしては初めての作品で参加『Hideaki Wac』以上10アーティストが個性豊かな楽曲を提供してくれました。
 

--遊園地(FAIRGROUND)をテーマにという事ですが、コンパイル(選 曲、曲順)作業時の苦労話等エピソードがあれば聞かせて下さい。

 はじめに考えていたのは、遊園地の各アトラクションをテーマにして、そのイメージで曲 を作ってもらうというアイディアがありました。例えば、ボンジュールは観覧車をテーマにした曲とか...。でも、かえってつまらないかなと思いまして、最 終的には、みなさんにおまかせにしました。ミラクルを期待して。もちろん遊園地というキーワードだけは伝えましたけど。おまかせといえば、フェアグラウン ドのアーティストのレコーディングもおまかせにしちゃいました。今までは、それぞれのレコーディングに立ち会っていたんですけど、今回は他の参加アーティ ストと同様に出来上がってからのお楽しみにしました。とはいっても、全ての音源がそろうまで、実際はドキドキでしたけどね(笑)。果たして遊園地になるの かって。だから曲順は本当に悩みましたね。ただ並んでる状態には絶対したくなかったんですよ。流れというか、ストーリーを作りたかったんです。今回、 Wacの音源が最後だったんですけど、これがピッタリとハマリました。遊園地の一日という映像が見えましたよ。

 あと、もっと悩んだのがジャケットの写真でしたね。だいたい、日本にイメージの遊園地 は無いし、海外まで写真を取りに行くような予算はあるわけないしで、困り果ててたんですね。そこで偶然に出会ったんですよ、あの写真と。デザイナーのカワ カミさんが、プライベートで撮った写真だったんですけど。それで、すぐ会いに行ったんです。それが青山のカッコイイ事務所で、しかもartlessってい う有名なデザイナー集団の人だって事がわかったんですよ。いきなり行って『写真使わせて下さい』って言ってもなあと、ちょっとあきらめてたんですけど、す ごく良い人で快諾してくれました。お土産までもらっちゃったりして(笑)。本当にいろんな人に助けられて、このコンピができあがった感じです。
 

--リリースに合わせたライヴ・イベントがあればご紹介下さい。

2004.07.11(sun) @ 下北沢CLUB Que(世田谷区北沢2-5-2ビッグベンビルB2F/03-3412-9979)
open 18:00 start 18:30
adv.2300yen  door.2500yen
LIVE: bonjour、 Lamp、エレキベース、ジョンアンドパンチ

中でもLampのライブは貴重ですよ。スタジオに篭ったらまず出てこない彼等ですから。 エレキベースは渡米直前のライブになると思います。ぜひ、遊びに来て下さい!!
 

--では、最後にみなさんに本作のアピールを兼ねたメッセージをどうぞ。

 コンセプトアルバムにしてコンピレーションアルバム、フェアグラウンドレコードが送る 極上コンピ!幸せな人、そうでない人、インディーポップを愛し続けた人、そうでない人、とにかくあらゆる人に聞いて欲しい。そして、あの時の幸せな気持ち を思い出して欲しい。オール新曲でお送りする『遊園地』気分な1枚です。
 
 

<リンク>
fairground records オフィシャルサイト
 
 

 
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