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interview

09. スロウキャンプ

デビュー前からすでに巷で話題になってる 名古屋発のダブポップバンド“スロウキャンプ”のインタビューです。メインソングライターの深野さんが以前やっていたバンドIrish Setterのことも含めてたっぷり語って頂きました。では、はりきってどうぞ。 (インタビュー:やまぐちはじめ)
 
 
スロウキャンプ『Warmin'』
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01. world
02. クリスタル
03. しずく
04. 星になった人
05. ヒカリ

[ダイジェスト試聴]
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--まずは メンバー紹介からお願いします。
深野:はじめまして。ボーカル・ギター担当の深 野です。
渡辺:ベース担当の渡辺です。
武田:ギター担当の武田です。それに、あとデザ イン担当で竹内くんがいるんで、一応、4ピースバンドだね。
深野:そう、最近、ドラムがやめちゃったん で。。今は、4ピース。
 

--深野さんは以前にアイリッシュ セッターをやっていたんですよね?
深野:そうそう。すいぶん前だけど。
武田:僕、7インチもってます。実は。(笑)
深野:うそ?(笑)
 

--いまや、「伝説」とまで呼ばれ てますが。
深野:なんだろね?(笑)
 

--そのアイリッシュセッターのレ コードが今でも渋谷系ファンの間で高値で取り引きされていると聞きますが、それについては、どう思いますか?
深野:そうらしいね。
武田:うそ?売りどき?(笑)
深野:ん〜。どうだろ?素直にうれしいかな?で も、レコードは、高くあるべきじゃないよね。そもそも。
 

--そのレコード収録曲も含めたア イリッシュセッターのベスト盤の発売が決まっているんですよね?
深野:そうそう。未発表曲とかもいれて。ミニア ルバムを一応、10月予定で。
 

--解散から、5年くらい経つ今、 ベスト盤をリリースすることとなったきっかけは、なんですか?
深野:なんだろうな〜?やっぱり、今、けっこ う、そういう音楽が注目されてるし、そういうバンドが売れてるからってのもあるのかな〜?僕的には、「区切り」って感が強いけど。
 

--「区切り」ですか?
深野:うん。もともとアイリッシュセッターって ここで終わりっていう線がなかったのね。なんか自然に消えちゃったっていう感じで。今のようで過去のような。そもそも、スロウキャンプのリリースのほうが 先に決まってたんだけど、そのベストの話が出たときにいい機会かもって。ここで、ひとまず、清算みたいな。一度、頭、クリーンにしておいて次へ進むとい う。といっても、別に過去とさよならみたいなそんな重いもんじゃなくて、メンタル的な軽い部分で。
 
  
--では、このベスト盤がそのアイリッ シュセッターの「終わりの線」になると?
深野:そういうことかな?他のメンバーは、どう かわかんないけど。僕的には。どっちにしろベストって、そのバンドの集大成なわけだから、なにかしらの「線」にはなるんじゃないかと。
 

--なるほど。アイリッシュセッ ターの「集大成」、楽しみにしています。では、そろそろ本題のスロウキャンプについて聞いていきたいと思います。深野さんは、アイリッシュセッターをやっ ていたということなんですが、他のメンバーは、なにかバンド活動とかしていたんですか?
渡辺:いいえ。バンドの経験は、まったくありま せんでした。
武田:僕は、少しやってました。まったくジャン ルは、違うんだけど。
深野:たけちゃん(武田)は、かなりハードな感 じだったからね。(笑)
武田:(苦笑)
 

--そんなみなさんが、スロウキャ ンプを組むことになったきっかけは、なんですか?
深野:やりたい音楽がたまってきちゃったんで。 そろそろやるかって感じで。
渡辺:もともとは、わたしが、ギターで、たけ ちゃんもいなくて、他に今はいない、ベースとドラムの4人だったんです。
深野:そうそう。つまり、今では、結成当初のメ ンバーの半分がやめちゃった。
武田:それで、最初は、僕がはいって。そのとき は、ベースもいたな。
渡辺:そのあと、すぐにベースがやめちゃったん で、私がベースに転向して。しかもライブ前に!
深野:かなりスリリング!それぐらいに、竹内く んもデザイナーとして正式加入したんじゃないかな?
武田:そうだね。フライヤーとかジャケットとか つくってもらって。
深野:と思ったら、また最近ドラムがやめちゃっ た。
武田:どうなってんだろうねぇ〜。(笑)
渡辺:スリリングバンド!(笑)
深野:マジで!(笑)
 

--(笑)そもそもスロウキャンプ を始めたのはいつからなんですか?
深野:結成は、2002年11月ごろ。でもまと もに活動し始めたのは、今年の春ぐらいじゃないかな?
渡辺:TOKUZOのライブ前ぐらいから?
深野:だね。
武田:だから、ほんとつい最近だよね。
深野:新米バンドなんですよ。ほんと。
 

--で、今回スロウキャンプとして デビューミニアルバム『Warmin'』を発売するわけですが、音的にはギターポップにダブっぽい要素が含まれてたりして、アイリッシュセッターの時とは 随分違いますよね?
深野:確かに。違うかも。実際、今、アイリッ シュセッターのような音は、つくれないと思うし。
 

--というと?
深野:やっぱり、アイリッシュセッターって若い 頃の甘酸っぱさみたいなのが、音としてあると思う。別に曲の調子がどうとか、歌詞がどうとかじゃなくて、音から感じるフィーリングみたいなもので。そうい うのが、あるからこそ成り立ってるものってあるじゃん。若い頃の「ベン・リー」みたいな。音楽として完成させる前にある、2次的要素みたいなものこそ大事 にしたいし、それがあるからこそ面白いって思える音楽ってあると思うから。実際、今、リバイバルっぽく、また盛り上がってる、フリッパーズギターもすごく そんな感じのユニットだったじゃん。あの時期に、あの音楽で、あの二人みたいな。まあ、あれは、2次的要素っていうか、3次、4次ぐらいまでいっちゃって るのかもしんないけど。
武田:いや、あれは、6次ぐらいまでいってる ね。
深野:やっぱり?それに前と違って、 「warmin'」に関しては、かなり音をそぎおとしていくっていう作業をしたし。
 

--音を減らしていくということで すか?
深野:うん。実際、鍵盤系の音は、ほとんど削っ たし。ギターのリフとかもがんがん落とした。本当に必要なものだけを残すっていう意味で。これがそうとう時間かかったんだけど。やっぱり、音楽をつくる人 間って、どんどん凝ったものにしていきたくなるっていう心情があるんじゃん?きっと。少なくとも、僕は、そうなんだけど。その我に逆らっていくわけだから ね。ほんと大変でした。
 

--言われてみれば、確かにシンプ ルですね。そんな感じがしなかったんですけど。
深野:そのシンプルな中で、どこまでひっぱる曲 ができるかっていう、ある意味、挑戦みたいなもんが一応、スロウキャンプの今のテーマとしてあるんで。

  
--では、曲全体に含まれている、ダブっ ぽい要素は、どういったところからきているんでしょうか?
深野:むずかしいねぇ〜。
武田:なんだろうね。意識してるのかなぁ〜?
渡辺:好きだしね。
深野:でも、実際、ダブじゃないよね?
武田:でも、ダブが生まれた時のような偶然的な 発想は、精神として共感してる部分かも。
深野:そうだね。まあ、実験的な精神みたいなも んも。
渡辺:うん。
深野:個人的には、「Warmin'」は、わり と実験的な感じがしてるんだけど、多次元的な音楽みたいな感じで。そういう意味では、おもしろいものができたんじゃないかなと。

  
--多次元的?
深野:ちょっと、おおげさだけど。なんていうん だろう?結構、このアルバムってポップス好きな人は、純粋にポップスとして聴くと思うし、トリップ系の好きな人は、そういうトリップ感を音の中から感じと るような感じで聴くと思うんだよね。
武田:まあ、トリップって言ってもアシッドな感 じじゃないんだけど。
深野:なんか、そういう意味で多面性があるって いうか。どういうふうにとらえられるんだろうっていう。個人的には、ちょっと実験的なわくわく感があって。
 

--なるほど。
深野:特にアシッド系のものは、ちょっと飽きて たっていうのがあったし、よりナチュラルなふわふわ感が気持ちいいなっていう感じで。そういうのがあったんで、「Warmin'」がこういう感じになった んじゃないかな。でも、結局、そういう実験的な感じとか雰囲気が、スロウキャンプのカラーとして定番化しつつある気もしてるけど。
 

--では、スロウキャンプというバ ンドは、どんな音楽に影響受けたりしてるんですか?
深野:やっぱり、ギターポップとか、ロックなん じゃないかな〜。広い部分では。
武田:そうだな〜。
深野:でも、ルーツとして、ダブバンドとかジャ ムバンドとかそういうフィールドのバンドに共感する部分とか、影響を受けてる部分は、かなり大きくあると思う。魂としては、結構ダイレクトにフィードバッ クしてる感じがあると思うし。
 

--ところで、最近では自主イベン トも始めたんですよね?ライブはよくやってるんですか?
深野:そうそう。まだ一回しかやってないんだけ ど。その一回目は、『ヤングタン』に出てもらって。はやく『VOL2』やりたいんだけどね。
武田:10月にできたらやりたいね。
渡辺:うん。楽しいしね。
 

--名古屋の音楽事情ってどんなも んですか?
深野:あついっすよ!水面下でぐつぐつと。やっ ぱ、知らない人は、そういうとこ見ないで、「名古屋は、だめだな。」とかいってるのかもしんないけど、実際、もぐってみると、「やばっ!」みたいな。ま あ、でもそういうのは、見たい人だけ見ればいいんだけどさ。
 

--今後の予定を教えてください。
深野:ライブをがんがんやってくつもりです。カ フェイベントから、クラブイベント、ライブイベントまで。
武田:そうだね。たくさんやりたいね。
渡辺:いっぱいやりたい!!
深野:まあ、それと平行して、新曲もつくりつつ ね。
武田:うん。
渡辺:うん。
 

--最後にインタビューを読んでる 人にメッセージをどうぞ。
深野:最後まで読んでくれてありがとう!!スロ ウキャンプのデビューミニアルバム「Warmin'」ぜひ聴いてみてください!そして、ゆらゆらしちゃってください!
武田:泣きメロで泣いちゃってください!
渡辺:ライブも遊びにきてください!
深野:そんな感じで。
 
 

スロウキャンプ オフィシャルサイト
abcdefg*record オフィシャルサイト

 
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