夏フェスが一段落したところで、秋からは学園祭シーズンに入りイベントが盛りだくさんです。さて、今回は9月27日東京公演を皮切りに開催される「CLOSER VOL.3」の主催バンドの一つであるcryv森下さんにお話をお伺いしました。では、はりきってどうぞ。
CLOSER vol.3 Free CD
1.Downliners Sect / short film no.9
2.headlight / folk squat
3.punkportis / cryv
4.真夏の真昼遊泳 / ASAYAKE01
5.teacher / neonsign
6.少女と海 / SFOUR
7.I hope / oaqk
8.sol / Yucca
9.君は鳥になった / bloom field
10.夜あるくもの / キツネの嫁入り
11.ファン / ARTLESS NOTE
12.abortive flower / iierro
■ 今回3回目となるイベントですが、1、2回目をふまえて今回とくに気をつけている点などあれば教えてください
3回目ということでイベントの定着性と反対にマンネリ感をなくすよう心がけました。過去二回の音源参加バンドがほぼ同じでしたので3回目は地方バンドを増やしより広く、新しい風をCLOSERに吹き込むとことができればと思いしました。そして音源内容も過去の音源はポストロックな雰囲気があり、偏ったリスナーに向けた作品になっていましたが、今回は音源収録バンドの増加により幅広いジャンルのリスナーに楽しんでもらえる内容になりました。
■ 今回は収録バンドも増えて、1万枚の無料音源の配布が決定したとうかがいました。インディーの現状を考えますと予算など大変だと思いますが、今回配布枚数を1万枚に増やした理由について教えてください。
収録バンドの増加もありますが、前回までの5千枚という数字ではまだまだ足りなかった現状がありました。ご協力していただいたレコードショップのスタッフからのアドバイス、そして前回でのCLOSER公演から地方リスナーによる音源を求めるメールが殺到しました。リスクはありましたがCLOSERの活動に賛同してくれるバンドや団体のサポートを得て、より多くのリスナーに日本のインディーを紹介したいと思い1万枚の音源配布に踏み切りました。
■また今回東京公演では、ライブハウスでの開催ではなく法政大学での開催となっていますが、なぜライブハウスを離れようと思ったのでしょうか?
まずライブハウスに足を運んでいただきたい思いがありましたが、もっとリスナー側に踏み込んでいかなければと感じました。「ライブハウスを出てライブハウスの存在を知ってもらう」そういった行動、自ら動くのがインディーバンドでありCLOSERなのだと思います。そして新しいリスナーとの出会いも含め、今回法政大学の企画・政策集団「Turning」の協力もへて法政大学での開催に至りました。
■名古屋、大阪公演でも中心となって動いてるバンドがいらっしゃると思うのですが、イベントについての意思の疎通や業務面での分担等はどのようになっているのでしょうか。
名古屋ではShort Film No.9、大阪ではNeonsignに中心に動いってもらってます。彼らとは過去にタイバン経験があり、その時音楽と同様に活動指針に共感を抱き協力というより、共に闘う同志としてCLOSERの活動を行ってます。
連絡は主にメーリングリスト、定期的に行われるスカイプ会議で意思の疎通を図ってます。と同時にcryvは地方でのライブも多いのでその時に直接顔を合わせCLOSERを進めています。業務は各役割分担をしてします、WEB、財務、広報、音源制作による受注、発注デザイン等CLOSERメンバー、Turningで円滑に進めてます。
■名古屋、大阪でのCLOSERの開催で前回と変わった事、見所などあれば教えてください。
名古屋、大阪、以外での反応が嬉しいです。僕らの都市でも音源配布、イベントをやってほしいという声がCLOSERに寄せられます。新しいリスナーに音楽を届ける喜びが回を重ねるごとに大きくなっていく感じ、そしてそれを待ち望む声の大きさを感じてます。
今回の見どころはやはり音源参加バンドの増大が大きいですね。VOL.2では音源参加バンドが各都市1バンドづつでしたが今回はトータルで7バンドが参加しています。しかもジャンルも多種多様になってます。
各都市で行われるCLOSERはよりいっそうリスナーの感覚を良い意味で揺さぶるものになると思います。
■現在のインディーズシーンについて、京都のボロフェスタや山形のdo it などアーティスト側から発信するイベントが増えていると思います。東京よりも地方で開催されるイベントの方が盛り上がっているように感じますが、東京、名古屋、大阪で開催しているCLOSERの今後の展望などお聞かせいただければと思います。
ボロフェスタ、do itもCLOSERのモデリングになる素晴らしいイベントです。しかしCLOSERは都市で考えるより日本のインディーという枠で考えていますので東京のインディーイベント云々といった感じでとらえてはいません。そして今後のCLOSERは各都市、独自に行われるスタイルを考えてます。都市ごとに音源内容を変え、ライブイベントもその都市のバンドに出演したいただき、よりCLOSERの理念を都市に根付かせることを目標としています。今は東名阪ですが、それ以外でのライブイベントも計画しており、いずれはCLOSERとしての音源リリースも視野に入れて動いています。
■それでは最後に無料音源配布、イベント「CLOSER」を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
このイベントの趣旨は日本のインディーの活性化でもありますが、やはり「音楽とは・・」といった問題に直面してしまいます。時間が経つたびにリスナーの音楽スタイルは変化していき、レコード、CD、バンド、ライブハウスといったものは古いものとして扱われるのかもしれません。しかし音楽は生活の一部であり、無意識に反応するものであり、潜在的に潜む快楽でありうる以上、リスナーが存在し我々がいます。音楽でのコミュニケーション、それが我々を突き動かす最大のモチベーションです。是非音源を手にとって音楽の奏でる場所でわれわれと共に何かを感じましょう。そしてそれがお互い胸に刻まれるものになればと思います。
■CLOSERツアースケジュール
2008/9/27 (sat)
CLOSER vol.3 東京公演
@法政大学 外濠校舎B1F 多目的室1・多目的室3
open/start 13:30/14:00
2,000円(無料音源持参で500円off)
2008/11/1 (sat)
CLOSER vol.3 名古屋公演
@名古屋 大須ell.SIZE
open […]
